「ちちんぷいぷいの〜ぷい!」
子供が言うと、
「がちゃっ」
舞台の鍵が開きます。
「ぎぃー、ぎぃー」
片方ずつ扉がひらき、紙芝居がはじまります。
子どもって紙芝居が好きですよね。
もちろん私も大好きです。
図書館にいくと、家族で借りられる冊数いっぱいの紙芝居や本をを借りることになるのが毎回です。笑
そんなある日、紙芝居のカバーの裏に《紙芝居のやり方》と書いた欄があるのに夫が気づきました。
そこには、「必ず舞台をお使いください。」と書いてあり、ほかにも演じる(読む)際の注意事項も書いてありました。
そうなのね?!紙芝居って舞台があるんだね!
子供たちによく聞いてみると、幼稚園や保育園では、舞台を使って紙芝居を読んでもらっているとのこと。
それじゃあ、家でも舞台を使って紙芝居を演じてみたいね!ということになり、さっそく手作りしている方にお願いしました。
木でできたものって素晴らしいなと思います。しっとりした手触りが演じる側の心を平穏に保ってくれて、演技の集中力が増すような気がするのです。
紙芝居を演じるときの注意点として、オーバーな声色はかえって調和を破ってしまうというようなことが書いてあったのも印象的でした。その作品にあった緩急のリズムを感じながら、紙芝居を演じていきたいと思います。