雨の日に運転していると手の甲に雨が降ってくる
雨の日に車の運転をしていると、不思議な体験をすることがある。
車の窓が開いているわけでも、オープンカーに乗っているわけでもないのに、ハンドルを握っている手の甲に、ポツンと雨粒が落ち、「冷たいっ」と感じる。
濡れた所を手で触ってみると、乾いた手が擦れ合うだけで濡れたりしていない。フロントガラスが雨を通すはずもない。
雨が降っているという視覚的な認識が、人の感覚までも惑わすことがあるのか、、、そう思うと不思議でならない。
五感はお互いにさまざまな形で影響し合って存在し、共立している。
まだまだ、未知の自分に出会えそうな雨の日。
乾いた手の甲を拭きながら運転は続きます。